上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
作曲家の沼宮内真さんに、先日会いまして。

「葡萄さんの歌詞は、メロ乗りが悪い」

そう指摘されました。

他にも以前、誰かに言われた気がするんだな。

2人以上に言われるってことは、メロ乗りが悪いんでしょう。

大ショック。

メロ乗りは私なりに気を付けているというか。

作詞する時に、メロ乗りの優先順位は上の方のつもりやねんけどね。





そもそも、メロ乗りってなんなのか?

説明するのが難しい。

沼宮内さんも「上手く説明できない」と言ってました。

メロディの良さを引き立てるような、そんな音の響きを持つ歌詞。

私なりの考えだと(ちゃんと習ってませんが)、

サビ頭とか、高音の部分では、母音が「あ」「え」が良いかと思います。

低音の音符には、「い」「う」が良いんでしょうね。

母音「お」は、高音・低音どちらでも合うと思います。

母音だけでなく、子音によってもメロ乗りは変わるようです。

その解釈は、遠く離れた見当違いでもないように思うんですね。

ただ、完成した歌詞を見てみると、その法則に当てはまらなくなることも多いんです。

努力しても、ズレてくる。





作詞家のやる作詞で、何が一番重要かと考えると、

ストーリーとかメッセージとかだと思うんですね。

それを、限られた文字数の中で表現しなければならない。

そうするとどうしても、メロ乗りが悪くなる場合も出てきます。

しかも、構想1日、制作1日、推敲1日。合計3日間とかでも、ゆとりスケジュールとか言われることも多いので。





今日提出したコンペの作品を例に出しますと、

「朝まで」にするか「終(つい)まで」にするかで、ずーっと悩んでました。

「朝まで」の方が、メロ乗りが良い。フレーズとしての分かりやすさもある。

しかし「終まで」の方が、人生の最期までという意味合いも含まれて、良いと思ったんです。

「終まで」というフレーズが思い浮かんだ時の嬉しさもありました。

これでね、どっちにするのか、会社で仕事中もずーっと悩んでまして。

結局「朝まで」に決めました。





本当に、作詞家って大変よ。

こんだけいろいろ考えても、バッサリ切られてボツなんてことも多々あるからよ。

毎回毎回、本採用ゲットを夢見るのも無理のない話よ。





では、メロ乗りが悪い歌詞は、絶対にダメなのか?

そうとも限らないと思います。

例えば、康珍化さん作詞で、BOAが歌う「メリクリ」

これはかなり、メロ乗りが悪い気がします。私でもそう思う。

だけど大ヒットしたし、今でもカラオケで歌う人も多いでしょう。

こんな大作詞家なんだから、まったく全然メロ乗りを気にしないなんて、考えづらい。

サビを見てみると、

「ずっとー ずぅっとー そばーにーいーてー」

ここはメロ乗りは良い方なんです。

でも、

「自然に」の「ぜー」の部分とか、

「コンビニでお茶選んで」の「んー」で高音で伸ばすところとか、

メロ乗り悪いんですよね。

とか考えるとですね、

サビに全神経を集中してて、

AメロBメロはしょうがないかもなぁと、

康珍化大先生ですら諦めてるっぽい感じみたいでね。

でも、作曲家って立場だと、

AもBもサビも、全編通してメロ乗り良くしてちょうだいよという話みたいです。





作曲家はメロ乗り第一だってのは分かるんですけどね。

だから作曲するときは、デタラメ英語で歌ったりとかね。

YUIがYUI語を歌いながら作曲するみたいな話ですよね。

今回、私が一番訴えたかったのは、

私なりには努力はしとるんですって事ですね。
スポンサーサイト
許瑛子さんからのアドバイス。 | Home | テスト

Comment

No title

メロ乗りというか、音の響きが一番面白いと思う曲は、

スキマスイッチの「藍」です。

2013/02/26 (Tue) | 御城葡萄 #- | URL | Edit

Post comment

Secret

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。