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作曲家の沼宮内真さんに、先日会いまして。

「葡萄さんの歌詞は、メロ乗りが悪い」

そう指摘されました。

他にも以前、誰かに言われた気がするんだな。

2人以上に言われるってことは、メロ乗りが悪いんでしょう。

大ショック。

メロ乗りは私なりに気を付けているというか。

作詞する時に、メロ乗りの優先順位は上の方のつもりやねんけどね。





そもそも、メロ乗りってなんなのか?

説明するのが難しい。

沼宮内さんも「上手く説明できない」と言ってました。

メロディの良さを引き立てるような、そんな音の響きを持つ歌詞。

私なりの考えだと(ちゃんと習ってませんが)、

サビ頭とか、高音の部分では、母音が「あ」「え」が良いかと思います。

低音の音符には、「い」「う」が良いんでしょうね。

母音「お」は、高音・低音どちらでも合うと思います。

母音だけでなく、子音によってもメロ乗りは変わるようです。

その解釈は、遠く離れた見当違いでもないように思うんですね。

ただ、完成した歌詞を見てみると、その法則に当てはまらなくなることも多いんです。

努力しても、ズレてくる。





作詞家のやる作詞で、何が一番重要かと考えると、

ストーリーとかメッセージとかだと思うんですね。

それを、限られた文字数の中で表現しなければならない。

そうするとどうしても、メロ乗りが悪くなる場合も出てきます。

しかも、構想1日、制作1日、推敲1日。合計3日間とかでも、ゆとりスケジュールとか言われることも多いので。





今日提出したコンペの作品を例に出しますと、

「朝まで」にするか「終(つい)まで」にするかで、ずーっと悩んでました。

「朝まで」の方が、メロ乗りが良い。フレーズとしての分かりやすさもある。

しかし「終まで」の方が、人生の最期までという意味合いも含まれて、良いと思ったんです。

「終まで」というフレーズが思い浮かんだ時の嬉しさもありました。

これでね、どっちにするのか、会社で仕事中もずーっと悩んでまして。

結局「朝まで」に決めました。





本当に、作詞家って大変よ。

こんだけいろいろ考えても、バッサリ切られてボツなんてことも多々あるからよ。

毎回毎回、本採用ゲットを夢見るのも無理のない話よ。





では、メロ乗りが悪い歌詞は、絶対にダメなのか?

そうとも限らないと思います。

例えば、康珍化さん作詞で、BOAが歌う「メリクリ」

これはかなり、メロ乗りが悪い気がします。私でもそう思う。

だけど大ヒットしたし、今でもカラオケで歌う人も多いでしょう。

こんな大作詞家なんだから、まったく全然メロ乗りを気にしないなんて、考えづらい。

サビを見てみると、

「ずっとー ずぅっとー そばーにーいーてー」

ここはメロ乗りは良い方なんです。

でも、

「自然に」の「ぜー」の部分とか、

「コンビニでお茶選んで」の「んー」で高音で伸ばすところとか、

メロ乗り悪いんですよね。

とか考えるとですね、

サビに全神経を集中してて、

AメロBメロはしょうがないかもなぁと、

康珍化大先生ですら諦めてるっぽい感じみたいでね。

でも、作曲家って立場だと、

AもBもサビも、全編通してメロ乗り良くしてちょうだいよという話みたいです。





作曲家はメロ乗り第一だってのは分かるんですけどね。

だから作曲するときは、デタラメ英語で歌ったりとかね。

YUIがYUI語を歌いながら作曲するみたいな話ですよね。

今回、私が一番訴えたかったのは、

私なりには努力はしとるんですって事ですね。
MPJっていう音楽作家事務所みたいなのがありまして。

私が登録しているSong Bankみたいなところなんですけど(ライバル関係なのか?)。

そのMPJの作詞ワークショップに参加することにしました。

許瑛子さんという作詞家さんを講師に招くというのでね。

中森明菜など、数々の実績のある作詞家さんだそうです。

というわけで、そのワークショップ用に書き下ろしで作詞しました。

コンペとは関係ないので、その歌詞を公開しておきます。

曲は、back numberの「青い春」に、別の歌詞を付けました。

こういう替え歌系で作詞したのも久し振りですね。

ワークショップは、2013年2月23日(土)に行なわれます。どんな展開になることやら。



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君と逢った この街を
サヨナラしなきゃ ならなくて
ついて来てくれと 言えなくて ah

出逢った あの頃のような
互いを求める 愛情も
微妙に 冷めてきてるしね

君がくれた OMEGAのブランドウォッチが
グルグル 回っている
甘い想い出も すべてを忘れて 出直すさ
覚悟は 決めたよ
でも難しいよね べつに憎いわけじゃ
全然 無いんだから
しょうがないでしょう
決められていた 運命(さだめ)だよと
もう 思うしかないよ


待ち合わせ場所だった
駅の前の ショーウィンドウ
次の季節 来たの 知らせている ah

よくある お別れだろうね
2年経てば 忘れるはずさ
それを 待つだけしか ないだろう

君がくれた OMEGAのブランドウォッチを
初めて 触ったとき
君のことまでも 一生大事にしようとか
本当に 思った
ふと気がついたら 君の悪い癖とか
あら探しを していたよ
僕のせいでしょう
決められていた 運命(さだめ)なんて
言い訳ばかりを している



君に幸あれと 願うだけ
遠ざかってくのは 僕なのか 君なのか
桜のつぼみを 見て
去年の春を 思い出した
忘れられそうもない キスを



君がくれた OMEGAのブランドウォッチが
グルグル 回っている
甘い想い出も すべてを忘れて 出直すさ
覚悟は 決めたよ
でも難しいよね べつに憎いわけじゃ
全然 無いんだから
しょうがないでしょう
決められていた 運命(さだめ)だよと
静かに 背を向けて 歩き出す
最近、作詞コンペの話がないんです。3ヶ月くらい。

こんな状態でも常に、準備だけはしとかにゃならんと思ってます。

ただ、作詞の基本練習って何なのかが、私にも良く分かってない。

とにかく毎日、詞先でも良いから、2ハーフ作るってのが、一番良いんだろうけど。

メロ先(曲先)じゃないと、最近やる気半減なのは、良いのか悪いのか。

言葉ってものに対して敏感になっとくってのは、気を付けてますけどね。

作詞家って、

ただ言葉を知ってるってだけじゃ、ダメだと思うんですよね。

作詞をする時に、言葉がパッと出てこないと、ダメでしょう。

瞬時に、的確な言葉を発する。発せなきゃダメ。

これが重要かなぁと思います。

今日は『決断力 / 羽生善治』という本を読んでいて、

「根無し草」って言葉が出て来ました。

読めば意味は分かる。

しかし、自分が作詞する時、文章を書く時、

私には残念ながら「根無し草」って言葉は浮かんで来なかった。

このように、

使える言葉・単語を増やすってのは、重要でしょうね。

とにかく、ボキャブラリーを増やす。

知ってるだけじゃダメ。使えなきゃ意味が無い。

知らんかった言葉は、速攻で調べる。

まーそれは、すでに習慣化はしてますかね。

分からないままだと、気持ち悪くて嫌なんですよね。
作詞コンペで、ボツることの方が多い私です。

ボツるたびに、悔しい思いをするわけです。

できることなら、連戦連勝したいもんです。

とにかく、選ばれる側に立つことが多い私なんですね。

で、自分が選ぶ側に立つ時、考えるんですよ。

なぜ、それを選んだのか?

テレビの番組を選んだ時も、そんな事ばかり考えます。

(疲れる生き方なので、真似しない方が良いです)

物を選ぶわけですから、

それが良いから

という理由が真っ先に浮かびます。

作り手の多くは、「良い物」を作ろうとするでしょう。

でも、選ぶ側の立場だと、必ずしもそうとも限らない。

悪く無いから

という理由の方が大きい気すらしてしまします。

良くはなくても、悪くもないと。

「好き」というより、「嫌いではない」ということ。

今の世の中、数の論理で動いてるからね。

かと言って、無難を狙いすぎると「つまらない」となる。

あざとさは押し殺そうとしても「計算高い」となる。

結局は「面倒くさくない」「邪魔にならない」ってのが一番重要かな。

とか、考え出したらキリがないんですけどね。

これって日本人ならではの感覚なのかな?とも思いますけど。

だから、

良い部分が無いから選ばれないのではなくて、

悪い部分が有るから選ばれない。


良い部分もあるけど、悪い部分もある場合、選ばれない場合が多い気がしますね。

良い部分もないけど、悪い部分もない場合、選ばれる可能性もあるのでしょう。

選ぶ側は、

ほとんど直感力で選ぶ場合も多いだろうから、

自分でも選んだ理由を細かくまでは説明できない場合も多いでしょう。

とか、

そんなことばかりで悩んでても不健康すぎるんですけどね。
去年、作詞コンペでボツった曲が、

Hey!Say!Jumpの山田涼介のソロデビュー曲「ミステリーヴァージン」として発表されたようです。

金田一少年の事件簿の特番の主題歌になったようです。

採用されたVandrythemさんの歌詞は、たしかに良いですね。完全に負けてる感じです。

ただ、金田一の主題歌という情報がないと、あの歌詞は書けないと思います。

そんなこと、私は知らなかった。

だから、こういう歌詞を書いたんです。

一応、このブログで披露しておきます。

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Peter Pan’s Magic



ボクたちは まだちょっと 若すぎて
難しすぎる 愛の謎と秘密
いつだって そばにいて
笑うだけでは ダメなのか

誰でも 経験を つまないと
本当の愛は 分からないらしくて
でも 他の女子なんて
目に入らない キミだけなんだ

どうせ別れるよと 言われて
だけど 好きなんだ キミのことが
手をとって さぁ 行こうか!

ボクは ピーターパンになる
キミを空につれだし ウェンディに変える
海から 山まで
いろんな世界 旅をしようよ

魔法が解けた そのあとで
まだ 一緒にいて 幸福(しあわせ)だと
信じてるよ 永遠(とわ)につづく愛さ
My Love is Real



学校で 勉強したことは
こんな時には 役には立たないね
キミが日々 思うこと
同じ(おんなじ)ように 感じたい

誰かの情報に まどわされ
キミの気持ちが 分からなくなりそう
キミがいて ボクがいる
それだけあれば 充分なんだ

嫌なことは 全部 忘れて
二人 夢見れる 場所めざそうよ
手をとって さぁ 行こうか!

ボクは ピーターパンになる
キミを空につれだし ウェンディに変える
海から 山まで
いろんな世界 旅をしようよ

魔法が解けた そのあとで
まだ 一緒にいて 幸福(しあわせ)だと
信じてるよ 永遠(とわ)につづく愛さ



いつか ボクらも
大人に なるよね
何が起こったと しても
キミと いたいよ


さぁ 行こうか!

ボクは ピーターパンになる
キミを空につれだし ウェンディに変える
海から 山まで
いろんな世界 旅をしようよ

魔法が解けた そのあとで
まだ 一緒にいて 幸福(しあわせ)だと
キミの胸に 感じさせよう
ともに歩こう 永遠(とわ)につづく愛さ
My Love is Real
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